あらすじ

富山地方鉄道以外の北陸私鉄ということで同じ鉄道なのに微妙に離れているが、一日でいくには良かろう。

計画

鶴来駅から石川線。終点野町から浅野川線へ歩く?

決行日時

2022/07/16

工程

石川線

7000は東急7000で7000が冷房なし、7100が冷房有りオリジナル、7200が先頭改造車で冷房有り。 7700は京王3000系(600Vのため形式が違う)

10:12鶴来→10:42野町7000系先頭改造車のっぺり2両ワンマン

歩いて金沢まで3.2キロ!40分だがクールダウンに15分。

浅野川線

8000は京王3000系 置き換えで03系

12:00北鉄金沢→12:17内灘03系2両ワンマン
12:30内灘→12:39三口03系2両ワンマン
13:37三口→13:47内灘8000系こと元京王3000系ホワイト2両ワンマン
14:00内灘→14:17北鉄金沢8000系こと元京王3000系ホワイト2両ワンマン

鶴来まで戻り

14:28金沢→14:31西金沢521系福井行、4両車両乗務
14:44新西金沢→15:12鶴来7000系先頭改造車のっぺり2両ワンマンで往路と一緒

バスが10分毎にでているので悩みどころだが16時チェックインを考えJRにて!

詳細インプレッション

石川線

前日にパークアンドライド情報得て堂々と止める。ただ地方鉄道にみられるどの駅にも駐車スペースというのがないのが都市圏(?)らしい。ほぼ駅が見えるという県道に沿って走っていて、こちらの方が早くて、対して石川線は一時間に一本ではなかなかつらかろう。留置しているやつが出発するかと思いきや折返しが来る5分まえまで改札開けてくれないが冷房完備の待合室なので快適である。来たのは先頭改造車の7200で留置も同じ。2編成しかなくてラッキーかもしれん。見た目が弘南線とそっくりなのは改造したところが一緒なのかね?あと近くに車庫があって京王3000系はあったけど、日中のこの本数では運用にでてこないね。弘南線の大鰐よりは全然多くて10人ぐらい。おそらく西金沢あたりまでには結構賑やかになるのでは?噂に違わぬゆれっぷりで期待通りであるがPC作業には支障が出る。私鉄らしく駅間が短いのも有りMAX55キロ程度。鶴来からしばらくは両脇田園地帯かつストレートな経路だが、県道で並走した四十万駅(しまんとではない!しじまと読む)すぎるとやがて住宅が増えていき、軒先をかすめるようなルートで、西金沢付近では15キロ急カーブなど市街地路線らしくなる。西金沢で半分下車で、JRのほうがはやいけど、終点まで乗る人も多かった。バスとセットのチケットがあるのが寄与しているのだろう、ワンマンは先頭車両から乗り降りなので後方車両が空いている。ただ地元の人もスマホ熱中なのか電車到着してから慌てて前方移動が目についた。土日はサイクルトレインもやっている。踏切は一灯式。交換駅はスプリングポイントで、道法寺。額住宅前(ここで7100形と交換)、新西金沢いずれも左側通行!野町駅は交換設備撤去して一面一線になっていた。

歩き

終点では接続よくバスがでているがICカードはご当地のみ!!!てなわけで今日は車ばっかりになりそうなので歩けるうちに歩く。せいぜい2キロぐらいと思っていたら大間違いで3.2キロでしかも最初川沿いの道行っていたらずれていたという。日影があるのでまあそんなに熱くはないと思っていたけど30分もすると背中の汗がやばい。いったいどこまで歩けばよいのかとおもったけど、到着してみれば40分だからまぁ普通だわな。終わりが見えないと不安になるというだけのことである。駅に近づくと凄まじい人の流れでさすが北陸No.1都市。徐々に時間貸しが高くなっていったり、ファミレスですらゲート式になってきたら駅が近い証拠である。ただ香林坊などとはやっぱり離れていてかすりもしなかった(300メートルほど遠回りになる)さて駅の待合室で汗が引くのを待って、眼の前が白山そばなのでそそられるがここは昼食は三口駅から徒歩5分のインディアンカレー本店にしよう!そしてCCタイムであるが電車なのでほどほどに!あまりなくてお土産処で買ったらコンビニ扱いとなってしまった!まぁまぁよくある罠である!

浅野川線

昔は金沢市内線という路面電車でつながっていたのだが、1967年に廃止され分断された北陸鉄道の2路線。ようやくたどり着いた金沢駅からちょっと離れた地下駅。広大な地下広場は不釣り合いなぐらいである。浅野川線はさらに短くて17分ライドであるが、駅の数は同じくらいかな?こちらのほうが本数多くて日中も30分ヘッドであるが10分前まで改札を開放しない。意外と乗客いるようで5分前には端っこなくなりそう。長野電鉄でもおなじみ地下鉄03系なので、東急と03系のシェアたるや、秩父鉄道、弘南鉄道、上田交通、北陸鉄道、富山地方鉄道などなど自分が乗っているだけでもたくさんあるという恐るべし。理由としては全長18メートルかつ在庫豊富で実績もあるというのがその理由だろうか?井の頭線車両は反対側ホームで休眠中でおそらく朝晩のみなのかもしれぬ!で、乗るのはおなじみ03系。北鉄金沢駅は地下駅なので長電とおなじく昔を思い出させるロケーション。といっても2両だけど!こちらは1500Vだからちょっと保線状況良いのかと期待してしまう。発車メロディが導入されておった。さすがに地下区間はロングレールでこそないものの、路盤が安定しているためか揺れが少ない!地上区間はさすがにゆれるけどスピード出さないのでそこまででもないかな。ほぼ全線にわたって隣駅まで歩けるという私鉄らしい駅間距離。ドアチャイムは東京メトロのママ!交換駅は駅間短いためかあまりなくて、三ツ屋のみ!朝でも20分ヘッド程度なのでなんとかやりくりできるんだろう。ですれ違ったのはなんと京王車!!しかもオレンジフェイスではなくホワイトフェイス!2運用だから乗るチャンスはある!蚊爪駅の構内踏切で鐘の音が聞こえておもわずノスタルジーっていうかそんなの子供の頃でも乗ってないだろとセルフツッコミ。電鈴式というらしい。関東では上信電鉄に残るぐらいで珍しい!途中粟ガ崎のとなり橋でやたら遅いので可動橋?と思ったらそうじゃなくて老朽化で15キロ制限というなんともな!内灘は海にはまだ遠く周りにもあまりないという・・・ただし改札がまた10分前なので一旦外へ。ここに車両基地があって03系と京王3000系片開き裾絞りなしが留置。帰りは先頭で見ていたのだが、東京メトロ8両編成時代の号車番号で8号車。そしてもう片方は1号車。スムーズな加速でなんと55キロ程度まで加速してた!ということは路面状況はこちらが良いのだろうな。駅間はほんとに短くて乗車が多かったり両替があるとダイヤが乱れそう。インディアンカレーはピーク過ぎでガラガラであったのでゆったりと、しかし京王電車に乗るとなると30分でもどる必要があるな。しかし16時チェックインには余裕があるので焦るな!!てなわけで約40分を店で過ごしてもどる。金沢市街でも聞こえた鳶のピューヒョロロがさらによく聞こえる。冷房もナンもない待合室だけど炎天下ではないのでなんとか耐えられる。ホワイトフェイスで珍しいと思ったけど、浅野川線は全部ホワイトだったのかも?一旦内灘駅まで行ってまたリターンするという。揺れ具合などを比較してみようか?さすがに後期の車両かと思ったけど、窓が二枚窓で裾絞りでもなく片開きでコルゲートステンレスでなんと昭和38年ということは!!片開きドアと幅狭車は第1,2編成に限られていて、1963年には第3編成で両開き幅広になっている。北陸鉄道のものはほかも含めてほぼ初期型では!

JR北陸本線

いよいよJRとしてはラストまで残りわずか(2024年3月敦賀開業)。昼間なので2両だったらカオスだなーと思いつつ4両で安心。しかし4の標識があるのにその前に並ぶジモティは何を考えているのか?まぁ座れなくはないけどたったひと駅なので前に張り付いて観察。ちょうど回送の新幹線と並走だが車両基地への運行といえども白山車両基地までは10キロあるのであっという間に見えなくなる。といってもこちらも未だに関西への大動脈幹線なのですぐさま90キロである。ただJR東日本だったらこの規模であればロングレール間違いないのに、高架区間でもロングレールじゃないのか!!この違いはもしかして大きいかもしれない。ただ金沢の高架は1990年と結構古いのでその頃だったら非ロングレールはさもありなん。んで西金沢で下車。乗り換え客なんて0だと思ったら大間違いで10人近くはいた。新西金沢というが駅舎はどう考えてもこっちが古いぞ。JRの方が先に開業して、リニューアルをしたのか新駅のような綺麗さと対象的に木造の椅子など。ただJRも簡易Suica方式であり寂しい限り(利用者はいるけど)

戻り

あとは西金沢からだがでてすぐの急カーブは2両編成でもわかるほどですごいね。15キロ制限らしくレールをきしませて通過。あと出せるところは最高60キロ出してるようでその場合は上下動が凄まじい。明らかにこちらのほうがアトラクション気分を味わえるだろう。小柳駅で電鈴式再び発見でそれ以外の駅間でも発見。駅の数は17個もあったので浅野川線より全然多いね。ちょうど雲行きが怪しくなったタイミングで鉄道旅終了!!ギリ傘使わずにすんだと思いきや降り出してしまったが駅前だったので事なきを得る。

後日談

京王3000系は長期に渡って増備なので湘南窓とそれよりワイドなものがあって、上毛電気鉄道などが初期型。そろそろ引退するが上高地線や伊予鉄道などはワイド。こちらも18メートルなので導入私鉄は多かった。

廃止路線

市内線以外にも鶴来で接続の能美線(電化路線で寺井駅こと現能美根上駅でJR接続)、石川線の廃止駅である加賀一の宮(鶴来のひと駅先)から分岐していた金名線(名古屋まで予定だったとか!)などがあったがいずれも80年代で廃止。それ以外にも翌日山中温泉で元北陸鉄道の車両を発見して何故とおもったら加南線なる路線もあってまさに網の目のように通っていたという。

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Last-modified: 2023-05-08 (月) 21:44:10