あらすじ

最近ブームのプチ私鉄乗りつぶしの旅!だが、ふたを開けてみれば地方私鉄最大級100キロの路線と軌道線を乗りつぶすのは大変だったという!

計画

せっかく車で遠出しているのだが、クレージーな暑さのため昼間はエアコンガンガン聞いた電車で!

経路

新黒部発

決行日時

2020/08/30

工程

富山地方鉄道

新黒部09:17→立山10:42元西武5000系こと富山地方鉄道16010形電車 3両編成トイレ付
立山11:14→岩峅寺11:41元西武5000系富山地方鉄道16010形電車 3両編成トイレ付
岩峅寺11:44→電鉄富山12:18元東急8590系こと17480系二両ロングシート

軌道線

12:25富山駅→12:40頃7000系2号線
12:52富山南駅前→13:39岩瀬浜T100形。2号線・富山港線直通
13:46富山南駅前→14:15富山駅T100形。富山港線・大学前直通

富山地方鉄道 PartII

電鉄富山15:10→寺田15:27元京阪初代3000系あらため10030系のテレビカーダブルデッカーエクスプレスを抜いて二両にしたらしい!
寺田15:34→宇奈月温泉17:03富山地方鉄道14760系二両オリジナル塗装!
宇奈月温泉17:44→新黒部18:07
電鉄富山15:02→宇奈月温泉16:12運休!ダブルデッカーエクスプレス

市内電車 PartII

荒町19:33→富山大学前19:577000系
富山トヨペット本社前20:09→丸の内20:147000系
丸の内20:21→荒町20:34T100形。環状線

詳細インプレッション

新黒部近辺

新幹線利用者向けに駅周辺に複数個所無料駐車場がある。そこから高速の下を通ると新幹線駅まではほぼ日陰で行けるのに、明後日の方向で日差しを浴びてしまう。新幹線駅にはセブンイレブンがあるが、そのほかはレンタカーが数件ある程度で何もない。待合室は空調込みで広いものがあるけど。湧き水があるらしいけど、どうやら日差しの当たる側だったらしく発見できず!富山地方鉄道の新黒部駅は新幹線接続駅にもかかわらず、無人駅と記載がある!北陸新幹線に合わせて作った棒線ホームだが、6両分は確保されておりいささか地方鉄道としては豪華なホーム。隣の舌山駅は歩いても行けそうなぐらい。無人駅なのでフリー切符が買えないかとやきもきしたが、そこは観光案内を兼ねた窓口で売ってくれた。最初はここで購入できるかどうかだけ聞いて、出発15分前に来た。新幹線からの乗り換えはほぼ宇奈月温泉組で、5-6組はいたんじゃないかな。最初は二組程度だったが、新幹線乗り換えで最終的には結構な数の観光客で不安になるが、座れなくても気合で立ち続けるべし。ちょうど上下で特急が2分おきに来るという時間帯。

本線 アルペンエクスプレス

アルペンエクスプレスの宇奈月温泉からのフル乗車はできなかったが、今日一日乗りつぶせるので気にすんな!立山線直通は珍しいのでこのまま立山まで乗りつぶし、12時過ぎに富山駅に到着し、そこから軌道線三昧予定。日陰にいても汗ばんでくるという酷暑が今日一日予想される。宇奈月温泉行きは二両編成富山地方鉄道オリジナル転換クロスシートで電鉄黒部からの運行のエリア特急とやらでガラガラ。対向列車は西武5000系こと富山地方鉄道16010形電車。なんとまさかの動力装置まで移植で、モーターは485系廃車発生でMT54だとか!全然気が付かなかった!アルペンエクスプレスでは真ん中に水戸岡デザイン車両組み込んで3両。まぁまぁ乗っているけど座席は選び放題ではある。車掌も乗車でまさに看板列車。そしてロングレールもない&おなじみスプリングポイントな地方私鉄なので道中ゆっくり行くのかと思いきや、飛ばせるところでは90キロ近く出てるんじゃないかというぐらい飛ばすのでこれぞ特急。ちなみに揺れも激しく、走行中は歩行困難かつPCなんてとんでもないぞ!でもこれで特急料金が110円なら安いね。ただ元北陸本線のあいのやま富山鉄道に比べると速度の面で特急VSあちらの普通列車でも勝てないという悲しさよ。駅が多いので近い人には利用されているようではある。出発して一駅の電鉄黒部で4人掛けボックス独占が申し訳なく、動けるうちに移動というわけで、水戸岡デザイン、椅子硬いが二号車に移動して車窓が見えるロングシート的な部分で海と北陸本線を見ながらすごす。途中かならず室内灯が停電する区間があるのだが、セクションなのか?上市駅でスイッチバック&長時間停車。寺田でも7分と長時間停車。ここのスイッチバックちょっと変わっていて、本線と立山線のホームはY時のようになっており、別々なのでそのちょっと先の合流地点でとまってから逆方向に進んで立山線へ入る。スイッチバック中になり続ける踏切もあるのにのんびりしたもんだ!ここらへんで路面電車の時刻調査。乗りつぶしていると、約3時間あるのに15時の特急に間に合わないということが判明でどうしようか悩む!!しかしせっかく来たので富山に宿泊することにしようかまた悩む!立山で結論を出そう。なおすれ違いで14700系のローカル運用も半分程度あり、転換クロスシートのほうが多いというお得。寺田でスイッチバックし、立山線入ってから終点まではまだ30分もあるという。しばらくすると木の枝が車体にあたるほどの山深いところになり、さらに勾配もきつくなり山岳路線の模様を呈してくる。後半は元西武5000系を導入して正解というほどの急勾配で秘境感たっぷり。到着時に発車する普通は東急車両2両で、その次は京阪の車両が来るのではと期待。ほとんどの人は黒部立山アルペンルートに向かうだろう。なお出発時に踏切なっているのに警報無視して侵入しようとした高級車が遮断機降りてフロントに遮断機ヒット!ちゃんと見なさい!

立山線戻り

帰りはなんと普通なのにまた西武5000系アルペンエクスプレスの普通列車乗車という。立山からの戻り客が結構いて到着時よりは人が多いかな?先頭はとられてしまったので競争率が低そうな最後尾で山岳路線とスプリングポイント具合を見るか。出発間際に入ってきたのはこれまた西武5000系だがあちらはノーマルシートの2両編成である。ほぼ4人掛け固定にされているこちらと違って、あちらは二人掛けなので座席の有効活用という意味では2両編成のほうがよかろうか。下りも同じ女性車掌である。しかしか細い声にこの騒音では何言っているのか全く分からんぞ。30分ほどで乗り換えの岩峅寺に到着。

上滝・不二越線

運行ダイヤ上はほぼ一体化しているが、上滝線は南富山まで、そこから先が不二越線。実は立山線乗っているよりもこっちの電車があるならば早いショートカット路線。立山線とは岩峅寺(いわくらじ)で乗り換えだが、こちらも別ホームになっている。元東急の4ドア2両編成で先頭ゲット。この路線は本数が少なくて、駅交換設備が確認した限りでは二か所廃止もされていて増便する気はないようだ。交換駅で右側に入ることもあるが、交換列車は南富山まではなかったが、終点間際ではまぁまぁな乗車率。ここで先週なぞだった線路わきライトの謎が判明。踏切手前にあって遮断機が下りたことを知らせるものである。ローカル線だとそういう仕組みで踏切の動作に支障がないかを確認しているわけである。都心の路線はそんなの見たことないので、別の仕組みがあるのだろう。富山ライトレールでも同じようなライトを見たので間違いなし!ただ遮断機がない踏切もあるのでその場合は警笛慣らすぜ!あと遮断機が二本ある場合はライトも二つあるというのが富山地鉄のオリジナル!なお、首都圏ではよく見るバッテンの信号がそれで、JRにはない。

市内電車2号線と富山港線

富山港線は並び方がカオスだったのと、綿密に計画しても、全部乗っていたら15時の特急に間に合わないので適当に2号線に飛び乗る。デ7000という昔懐かしのつりかけ式の単行列車だが、2本に一本はLRTがあるようだ。路線図が全く頭に入ってこない複雑さに加え、軌道線の直通運転の多さがそれに拍車をかける。とりあえず乗れるだけ乗ってあとは夜!軌道はガタガタと揺れるのだがスピード出さないのできにはならない。ちょくちょく停車していくのだが、隣に見える距離だったりするので駅間距離はバスよりも短いかも?南富山で時刻表をのぞき込んでいたら、駅員にどこへ行くのか声をかけられる。とりあえず富山ライトレール方面が次に会ったので良かった!!そのまま低床式の車両がきて、富山ライトレールはこの車両のみ。富山ライトレール方面からほぼすべてに直通があってそれが混乱に拍車をかける!また富山大学から南富山も直通が多い。あとで発覚するが環状線は後日できた路線でそれほど本数は多くない。

富山ライトレール

富山駅前の直通運転は今年で2020年3月完成!奥田中学校から元富山港線の専用軌道でこれまでの併用区間と違ってスムーズに加速する。といっても50キロ程度だが、駅のホームが東岩瀬にわずかに専用鉄道時代が一部残っているが、それ以外の駅は残すようなことはなく、踏切を挟んで上下線別になっている。交換設備もスプリングポイントはごくわずかに残る程度。終点の手前の競輪場前でその利用者が大量下車で一番下車があったかも?岩瀬浜で海を見ようかと思っていたけど、浜辺まで歩いたら死んでしまうわという熱さなので、即リターンでさすがにランチにしようか。帰りに本日の宿を富山の街中に確保。当初は乗り尽くして戸倉温泉予定だったけど、翌日のドライブ時間を考えると無謀なチャレンジではあった。帰りはほとんどグルメスポット検索で富山ブラックラーメンはしょっぱいらしいのでパス!結局あまり時間もないので海鮮が食えそうな四六時中に。これは埼玉でもあるな!ただできたばかりらしくWIFIもあって快適ではある。

富山地方鉄道PartII

さて特急で一気に宇奈月温泉まで行くぞ(ほぼ寝るつもり)と食糧買い込んでホームへ行くが特急の時刻表がない!ポケット時刻表には印刷されているが駅の時刻表からは消されており、これがコロナウィルス影響で運休となったダブルデッカーエクスプレスだった!なんてこったい。これなら路面電車全部制覇できたのにな(ちょうど全部制覇すると特急が出発する時刻)。まぁ普通でも転換クロスかつ元京阪テレビカートいう負けず劣らず珍しい編成なのでいいや!宇奈月温泉まで1時間50分程度の長旅である。しかしここでのミスして7分まえの立山行きに乗ってしまう。しかし結果としてこれがこの後の14760系に乗ることができたので良しとしよう。ワンマン運転には適さない転換クロスシートだが、死角を補うべく車内にカメラが設置されている。各駅停車とはいえ駅間では相当飛ばすし、カーブのカントのすごさは振り子電車並みである。なかなか乗っていて楽しいもんだ。しかし眠気には勝てず5駅ほどおちるが、おかげですっきり。スイッチバック後は最後尾にいたけど、長時間停車の電鉄黒部で先頭へ再び移動。シートにiPadおいていたら転換クロスのシートの隙間で落ちるというトラブル発生!なお本線でも右側交換の駅もある。電鉄黒部で交換したのは西武5000系こと富山地方鉄道16010形電車!やはり宇奈月温泉手前の下立口過ぎたあたりから山深くなっていき、見える駅ホームは昭和を思い出させる木造駅舎。終点では突然川沿いに温泉街が現れた。うむむここに宿泊しておけばよかったかと思わなくはないのだがまぁいいわい。折り返しはすでに停車しているが、せっかくなので黒部峡谷鉄道視察。もちろんこの時間では運行していないことはわかりきっているのだが、今日三度目の富山フリーWIFIにお世話になる。さすがにここは5MbpsほどでフリーWIFIとしては標準的なのだが、今日の爆速ぐあいからすると物足りない。

市内電車 PartII

わずかに乗り残した?市内線の大学前と環状線を制覇すべく夜のノリテツ。ちょうど大学前行きがきていて、これは富山駅まで行ってから進行方向変更するパターン。夜なので乗客も少ないかと思いきや5人程度いたし、富山駅では10人ぐらい乗り込んでくるしですっかり市民の足として定着。今日富山市内を車で荒町までのほんのちょっと走っただけでも渋滞やら狭い一方通行やらで市内は走りたくないので路面電車で行けるところは路面電車で行くべしだ。来たのは最初にのった7000系。富山駅で運転手が猛ダッシュで進行方向を変えるというね。富山駅発車直後にけたたましい警笛。自転車の無謀運転でもっと罰しないと!大学前までは橋を渡るあたりが付け替えで駅間距離も長く、一番のスピードが出せるポイント。軌道の状態もよい。大学前でいかにも大学生らしい若者の集団がいたのと先ほど利用したスーパーアルビスの別店舗が一駅手前にあったので歩いて10分後に乗る作戦。しかし20時過ぎて、正面入り口閉鎖などもあり結構ぎりぎりだった。丸の内からの環状線は30分に一本なのでなかなか不便だなー。乗り換え案内でも富山から行けと出てしまう。環状線乗車直後に路面電車左折信号出ているのに直進するバカ軽自動車がいてまたしても警笛が。正面赤だぞ!自転車の輩といい、こいつらちゃんと免許持っているのか?なお環状線はトラムで富山ライトレール以来久々だが加速スムーズだし揺れないし、乗降は楽だしで新しい都市交通の姿だな。たった一駅で一人になってしまうが次の駅で乗る人がいた。富山フリーWIFIはだいたいどこでも電波飛んでいるのだが、都心部は遅いぞ!この環状線は停留所がかなりきれいなのでもしかすると新規路線なのかもしれない。事実2000年代の開通である!ほかの停留所なんて、横に一人いたらもう危ないという状況。グランドプラザ前で時間調整停車。荒町戻るとほぼ1時間でやっぱり昼間の軌道線に費やした3時間程度では制覇が厳しいということだ。

後日談

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Last-modified: 2024-04-29 (月) 22:01:27