いまやスキー場に欠かせない人工降雪機の話題

人工降雪機

地球温暖化の影響により年末ですら雪不足の可能性がある現在において、シーズン初めは計算の出来る人工降雪による営業が当たり前になってきた。10月下旬から人工降雪によりオープンするスキー場があるが、大体1コースリフト一本分であり幅もとても狭いので初心者はこの時期に行かないように。

オープンが早いスキー場

人工降雪の種類

ICS

アイスクラッシャーシステムの略。人工造雪機とも。気温が氷点下以下でなくても利用できる。氷を作って砕くシステムなので顔にあたるとかなり痛い。yetiや苗場では初期オープン時はICSが営業時間中もフル回転で雪(というよりカキ氷)をつくっている。次のスノーマシンより導入にお金がかかるのでシーズン初めにオープンするコース沿いぐらいにしか設置されていない。

スノーマシン

人工降雪機はある程度気温が低くなければ使えない。石打のレンタル屋さんで人工降雪機はないのか聞いたところ「ここでは気温が高くてスノーマシンは使えない。気温が高くても降雪できるマシンは苗場ぐらいの大規模なところでないともてない」といっていた。気温は氷点下以下であり湿度が低いほど、人口降雪はやりやすい。シーズン初めは夜の気温が下がる間に降雪機を稼動させておき、朝にそれを広げるという涙ぐましい努力がなされているのである。シーズン中で昼間でも人口降雪が望める場合はこの限りではない。晴天率が高く、気温が低い車山高原や軽井沢などが人工降雪中心スキー場の代表格である。

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Last-modified: 2022-10-14 (金) 11:56:59