指定席

フリーパス指定席は合計6回指定可能で事前に4列車分確保。お盆はみどりの窓口行列やばいというので終盤の16日(金)夜8時過ぎ待ちほぼなしだが、自分の番以降は3人ほど!ちょうど自分も土日中心に4枚発券で時間かかったし、隣の外国人は新函館北斗駅からの最終帰りが満席だったり、反対側は調べもせずにその場で相談な日本人なのでやっぱり油断大敵だ。土曜日乗車分の「そうや」も含め15日前なので余裕の窓際確保。初日の予定が変わったのでスーパー北斗の指定席を平日なので余裕だろうが大雪4号に振替。あとは北海道現地にて富良野ラベンダーエクスプレスとわずか30分だがすずらんで6枚使い切り。

行程

行程表

8/27(火) 新千歳空港→札幌

工程列車編成備考
新千歳空港20:45→札幌21:25快速エアポート733系 3000番台最高119、平均81.9

飛行機と宿はANAじゃらんパックで2泊分のみ確保。北口から徒歩3分。対面にセコマあり

8/28(水) 札幌→札沼線→函館本線→室蘭本線→函館本線山線→札幌

工程列車編成備考
札幌6:39→石狩当別7:18普通列車731系6両最高83.6、平均51.0
石狩当別7:45→8:18石狩月形で20分停車!→新十津川9:28普通列車キハ40 401 一両最高62.1、平均42.1
滝川10:22→岩見沢10:50オホーツク2号 1号車キハ18系 4両3最高120、平均99.3
岩見沢12:52→苫小牧14:15普通キハ150 一両最高95.1、平均63.9
苫小牧14:18→長万部15:47スーパー北斗14号キハ281 7両編成 自由席6号車7A最高122の平均94.7
長万部16:30→小樽19:50普通列車キハ150 一両最高92.7、平均56.5
小樽19:56→札幌20:40普通札幌からエアポート733系 3000番台6両最高98.6、平均55.5

総評

前半と後半だけでは長すぎなので3部に細かくわけた

8/27

新千歳空港から札幌まで

飛行機が時刻通りの到着でも20時半。スーパーラウンジもしまった直後!当初の目論見は22時チェックインで、食事は新千歳空港で済ませようかと。千歳空港には21時までの店が結構あると思っていた。豚丼の店がご当地感あるのでそこへ。ドライブインいとうの豚丼名人グルメワールド店ねらい。しかーしラストオーダーが20時半であることに前日に気づくというオチでなるはやで札幌へ行くことに変更。札幌近辺にはラーメンやらジンギスカンやらあるのだが、この日はセイコーマートグルメにしよう。Uシートもフリーパスで確保できるそうだが、残り2回は残しておきたいので普通車予定が、結局Uシート狙いに代わる。もしかすると45分乗れるんじゃないかとの期待がでてきた。満席じゃなければUシートへ駆け込み、車内で指定券発券してもらおう。38分飛行機降りて、狭い通路を歩き、45分だと結構ぎりで乗るのに精一杯なスケジュール。この場合トイレはもちろん、みどりの窓口による余裕などない。すでに出発の放送があったけど、首都圏ほどベルから出発までに余裕がないわけではないので大丈夫!エアポート快速は721がクロスシートで前回は直前で逃したが、狙って乗らない限りほぼ733系だろうな。735系はアルミの試作車でその量産が733系。731系はいしかりライナーや普通列車中心でエアポート快速には入らない。ステップがあるのが721系/731系なんで、ないということは733系に確定。キハ281と261の関係もそうだが、必ずしも番号が大きいものが新しいわけではないという。事前に4枚指定席発行していたので、指定枠が残り2枚だが、残してもしゃーないんで、Uシートにしようか!車内で買うつもりが、車掌にいつ話しかけてよいものかタイミングを伺う。その隙に乗車券すら買ってないサラリーマン(そもそもどうやって入った)が事前に買おうとして、車内だと空席具合がわからんから後から指定席に本来の指定席の人が来たら譲ることになるという。なんとも指定席の意味がない条件であきらめた。この後の特急列車でも一旦乗車すると車掌では指定席発行できないのは同様の条件ということに自動アナウンスで気がつく。さいわいにして千歳で階段近くにとまり、大量の下車具合からみて隣の車両に移動し、空きがでたのでロングシートとはいえ座れた。そして半袖多いじゃん!さすが北海道・・・だがよく見るとそのほとんどがスーツケース抱えている観光客でジモティは長袖だ。そして千歳線は名だたる幹線なので揺れもジョイント音もほぼなく120キロ出しても快適そのものである。そして今日の細かく衝撃のある東京モノレールと乱気流の飛行機を経験した後では全く揺れないに等しいのですばらしいクオリティである。明日以降道内各路線と比べてみよう。ちょこまか止まる割に新さっぽろまでは平均90キロになるという素晴らしい快速ぶり。最後はさすがに落ちるがそれでも駅間で110までガンガン加速するのは頼もしい。ステラプレイスの豚丼いっぴんとやらがおすすめらしいが平日の21時半で待ちあるならあきらめよう。そしてほかの店は待ちがないのに豚丼の店だけ5人待ち以上でアウト!ま、セコマも堪能したかったので良いわい。東京のアンテナショップだと180円したカツゲンもここでは100円なり!札幌は2日連泊なので冷蔵庫に保管。

8/28

学園都市線(札沼線)

本日のメインイベントは一日一本で難易度高すぎな札沼線新十津川まで。札幌駅始発なので15分前でも入線していると思いきや、まだ入線していない。ちょいホーム上でまち30分に入線。折り返し向けに6両と思われるガラガラの残念ながらロングの731系で、隣は函館本線の滝川行きクロスシート721系。今日の天気は23度だが、半袖と長袖半々ってとこかな?どちらに進むのかと思ったら想定とは逆の函館方面へ。すぐまがって北上するのだけど。札沼線が分岐する桑園まで一駅乗車の客もいるし、そこから乗ってくる通勤利用の客もいる。新琴似で高架区間終了で反対方面列車はさすが2012年に電化されただけのことはある乗車率。JR北海道では貴重な右肩上がりの利用者数で、地方交通線ではNo.1の輸送密度だそうな。だから電化して室蘭・ヒガシ苫小牧運用の電車をこちらに投入したわけだ。なにこれ珍百景にも出てたような車庫だけの通りではさすがにないけど、屋根付き車庫やコンテナ型車庫が多いのが札幌都市圏の感想。高架区間は縦の駅名表示が旧国鉄をほうふつとさせる青背景の白文字なので、わりと昔からありそう。昭和を感じさせる青背景のに白字の貴重な駅名標と思ったけど、この旅全般で目撃であったという。JR北海道の柱の駅名標はまだ青背景現役。複線区間はあいの里教育大で終わり。千歳線が素晴らしすぎたのだが、学園都市線は85キロが最高で駅間も短いのでロングレール化もなく、私鉄一般レベル。すれ違うのは721系が半分以上でロングシートに当たったのは運が悪かったが、タダで利用できるUシートや転換クロスなど朝の混雑路線にはふさわしくないのかもしれぬと思ってしまった。

札沼線

来年5月での廃止が確定している札沼線の北海道医療大学駅より北へ。1日一本の区間もあるのでもうこれを逃したら乗れないだろう。そのあとはバスで滝川へ移動し、岩見沢で室蘭本線までだいぶ時間ありなので街のグルメコロナという洋食屋へ行く予定!すでに入線しており、新十津川までは一日一本なので青春18きっぱーも殺到で早々にボックスがうまる。一応窓際確保!次の乗り継ぎ電車がきたらボックスフルに埋まる。当初の予定だったら危なかったな。だが明日の根室線の花咲線区間油断大敵である。ちとカツゲンでおなかが不安になってしまったのでストッパ。いくら夏休み期間とはいえ、平日にこの混雑でこの先のローカル線乗車混雑回避をいろいろ考えてしまうが当初の予定通り。札幌都市圏から近い函館本線山線はオプションにしておこう。岩見沢始発室蘭本線でボックス4人埋まるほどであれば、長万部からの函館本線山線普通列車の旅3時間がきつそうなので、苫小牧から戻って札幌堪能に変更予定!札沼線の函館本線の並走区間は、電化複線の函館本線に流れてしまうので厳しかろうという状況で、来年5月の廃止もやむなし。キハ40としてはもはや原型エンジンじゃないものが大半で珍しくもないのだが、エンジン換装したからか55キロぐらいまでは変速なしで引っ張れるようだ。なかなかそれ以上の速度を出すことがなく、すぐ蛇行にはいるのでギア変速速度は不明。途中の石狩月形でなにやら撮り鉄がわさわさと動き出す。なんと交換まち20分で撮影大会開催。みんな荷物置いて降りて撮影なので、そこで乗ってきたひとに座席空いているか聞かれてしまう。ホーム先端の線路をまたぐ連絡通路で撮影する輩がいて、運転手も再三やめるように呼びかけるなど、撮り鉄マナー違反露呈。そしてここら辺から油断していると携帯圏外になっていたり。札沼線全般の感想は、内陸を通るのと未開拓の原野というほどのところでもないので北海道らしさは明日の根室本線に期待だ!しかし駅通過のたびに車内から駅名標撮影を座ったままされると迷惑であるな。浦臼すぎていよいよ一日一往復区間。あまりスピードださないかもだが、そんなに揺れず、保線状態は揺れまくった琴電なんかよりは良いと思われる。皆10時の折り返しで帰るのかな?てことはそんなにバス混まないかも?状況見て判断ですな。鉄道林なんかものこってたりして、これを1日一往復区間のために維持するのは誰の目から見ても不可能だろうな。一日一往復区間と知ってかバイクツーリングのついでに撮影されるケースもあり。終着駅では子供がポストカードでお出迎えかつ2020/05のラストへのカウントダウン開始。しかしこの終了予定日は新型コロナウィルスのため前倒しされたという。終点では折り返す人もいて、おそらく路線バスでも大丈夫なのだか20分待つなら歩きましょうと4キロ歩き。残り1キロでバスに抜かれたが、40分で到着というなかなかのタイム。気温は晴れで、30度近くと暑かったけど。途中やたらグライダーをみたので駅に着いたら、たきがわスカイパークが河川敷にあって、グライダーのまちとして売り出し中の滝川で駅にはグライダーが飾ってあった。

岩見沢へ

岩見沢までは短時間だが贅沢にフリーパスの恩恵で特急乗車。ライラックが停車する砂川、美唄(びばい)をすっ飛ばすオホーツク。性能に劣るキハ183で電車特急パターンダイヤについていくために通過駅を増やしている。オホーツクは自由席乗車口に10人ぐらい列をなしていて指定席にしておけばと思ったけど、全然余裕あり!中国人とかシニアとか列車名をよく把握してないのできちんと列になれべないのであるな。困ったもんだ。しかし自由席はまだまだ大丈夫!一人なのに座席回転でボックス占拠していたばあさんがいて、まったく動じないのでマナー悪い。キハ183系なので前方が良く見えるな。ハイデッカーグリーン車があったけど、乗っていたのは5人以下であろうという。気動車の振動があるけどもやはり函館本線はロングレールで乗り心地はよい。肩を痛めないように重いモバイルバッテリー置いてきたのに、もうすでにiPhone50%切っていてどうする?なんと岩見沢駅を歩き出した直後に雨が降り出してアーケードもあるけど半分シャッター降りてる。ニューリンカーンなるスナック店が昼間から全力営業中。近くのバーも貸し切りなど一定の需要はあるようだ。てなわけで11時ランチには早すぎるので目的の店グルメコロナを見つけたけどスーパーなど散策。カツゲンはあるが6月に食べたニッキパンはなく、かわりに岩見沢地元のリスパンなる地元ブランドのパンがあった。EzoyA三条別邸がよさげだったので立ち寄り味噌ザンギを美味しくいただく、カウンターで一人でも気兼ねしなくてよい。そしてWIFIがあって助かるわ。グルメコロナもこの店もボーリングと宴会セットプランなるものがあった。室蘭本線の岩見沢からは札沼線の末端区間に比べればそれなりに本数はあり、札沼線ほど混雑はしないだろうとWIFI環境があるところで粘る。もし立つ羽目になったら苫小牧から特急すずらんで帰り札幌観光じゃ!岩見沢名物?天狗饅頭なるものが駅前にあった。また室蘭本線待ちの間に岩見沢で珍しいアルミ車体の235系目撃。横一面帯なしなのですぐわかる。ただアルミはコストの関係かたった2編成で断念!今までどおりステンレスでの233系の量産につながる(登場順は721,731,735,733)

岩見沢から苫小牧

岩見沢で降り始めた雨が、昼食後は傘必須な状況になってしまい出歩くこともなく、11:50ぐらいには駅到着して特にやることもないし、ベンチがあるのでホームで60分待ち!たまにはこういう無の時間もよかろうとバッテリーをいたわる気概。あと18シーズンでもあり首都圏のローカル線の混雑ぶりを警戒して早め待機。胆振地震による室蘭本線徐行は2019/08/09に解除。事後に気づくほどなので全然知らなかったが、解除されてなかったらスーパー北斗の3分乗り継ぎは危なかったかも?さて室蘭本線のローカル線区間であるが、なんせ札幌都市圏内から離れているのと特急ぐらいしか来ない時間帯なのですいている予想だが、入線は遅く15分前ぐらい。ベンチに座っている人数合わせても5人程度なので選び放題で、二人ボックス進行方向ゲット!発車間際には各ボックス一人は来ていた。キハ150はコンパクトな分デッキがない。先ほどのキハ40はデッキを出てからトイレだったが、キハ150はキハ110的なレイアウト。キハ110をベースにしているので当たり前だ。そしてワンマン運転なのでひたすらICカードが使えないとの放送。内部が暑いと思ったらなんと30度あって空調が暖房なのでは?ちょっと肌寒いけど暖房入れるほどでもあるまい。最初函館本線並走区間はずいぶん飛ばすなーと思ったけど、その先も直線が多いのでほぼ最高速度の95キロ近くまでだす。途中駅の乗車も降車もあり、地域輸送に一役買っている。本数はすくないが、平均速度は速いから、一般道の車より早く着けそうかも。いつの間にか冷房に切り替わっていた。複線区間あるとは書いていたがごく一部かな。そんなことはなく三川からずーと室蘭の先まで100キロ以上複線が続く。ただ石炭輸送もないので貨物列車とのすれ違いもあまりないような。さすがにお昼食べて寝不足なので栗山までの一駅落ちるが回復。追分で石勝線。特急乗り換えで時間がない場合は整理券見せて乗り換え先で清算ですと。そしてここから今まで乗っていた以上に乗ってくる。追分では石勝線キハ40普通が向かい側にとまっていて、それの乗り換えと思われる若者が大量に乗ってきたので18きっぱーかと思ったが、ジモティの若者だった模様で沼ノ端で半分下車。キハ150変速は60までトルコンで引っ張る。出だしキハ40より若干ゆっくりな気がする。この60キロの変速ショック大きい、85はスムーズにいく。二段窓のせいで時折雨がもれてくるというなんともな状況。一瞬席変えようか本気で考えるが、窓がたまに揺れた時にのみ降りかかるので耐えた。最後は3分接続の北斗間に合うかと思って先頭に移動したけど遅延がなければ沼ノ端からは同じ線路を通るし対面乗り換えなので心配無用。問題は自由席がかなり後ろのほうで5両分ぐらい歩いた。

スーパー北斗

北海道の代表的特急であるスーパー北斗に乗るのは3度目か。函館・札幌は約3時間30分なのでまぁまぁ早いかと思ったら、昔の最速は2時間59分表定速度106.8km/hで文句なし日本一!ただしこれはデビュー当時の最速東室蘭のみ停車列車の話。その後はどんどん停車駅も増え、おおぞらの車両火災もあって、最高速度は120キロに下げられて、最速列車も3時間26分となってしまった。キハ281系はもはや最大勢力ではなくなっており、キハ261系1000番台へ置き換えられる日も近い。事前情報通り3往復なキハ281系。47/70/95キロ付近でギア変速。キハ261系1000番台の運用もあるぞというかすでに置き換えが始まっており、この時点でキハ261系運用が7往復で281は3往復じゃ。スーパー北斗全盛の時代にはキハ283も運用入っていたというがだいぶ前の話だな。JR北海道が誇る振り子型気動車は、2022/03でおおぞらのキハ283が、2022/09で北斗のキハ281がそれぞれ261系1000番代に置き換わった。

函館から長万部戻りまで

当初の予定は朝一の北斗で函館まで行って戻って13時に長万部。スーパー北斗2号の指定席は別の日の列車に変更扱い(大雪で使った)で自由席狙いで14号へ。長万部からは一緒のルートがさらに札沼線で変更。が室蘭本線をせっかくなら全部乗るべく岩見沢経由に変更!さらに札沼線に変更!なおスーパー北斗14号の指定席はかなりの埋まり具合だったけど、自由席が2両でそっちのほうがあいてたかな?当初の2号のように朝早いとわからんけど。沼ノ端からは千歳線が合流してむしろそっちがメインなのだろうけど、複線プラス左側に非電化の線路の3複線である。たぶんつかってないけど。なわけなくて、日高本線でありました。さてさすがのスーパー北斗。自由席が少ないのもあり、指定席のほうが混雑(乗車時間長いのに座れないと困るから)。自由席は後ろだったのでダッシュ。たった二両の自由席だが、そのはし座席4つをつぶしてスーツケース置き場にしてたけどもったいない!またいくら自由席とはいえ、寝っ転がり座席を占有するシニアがいてさらに憤慨。日本のモラルどうなってんだ!雨は強くなる一方でもはや引きこもりしかない状況へ。東室蘭でそれなりに乗降ありだが、この先はあまり動かないかと思われる。室蘭行きはキハ150とキハ40の二両は混結しての運用も可能である。東室蘭からはカーブも増えてきて振り子の本領発揮!まだ複線なのだが、ここで二度目の強烈な眠気で落ちた。起きたら単線になってて伊達紋別手前で海が超良く見える!停車駅接近アナウンスがあっても減速せずに120キロまで再加速しているのはたくましい!まだ海沿い走るのでチャンスはあるぞ。でも自由席なのにCD側に座らなかったのは失敗か(あいてるから移動できるけど)。AB座席に移った後に、改めて車内をみると山側ほとんど人がいないことが判明でやっぱり海沿い路線は海沿い座席が人気であろう。ようやく雨がやんできた!気動車は蛇行していると静かだが、距離の長い特急ともなると蛇行・力行の繰り返しである。駅間が短く速度を出す必要がない札沼線は蛇行入るとほとんど再加速せずに次の駅だった。海沿いの写真を狙うが100キロ以上かつ先も見えないので厳しい。やっぱりこういう時は車のほうが良いな。トンネルのはざまに駅でこれが噂の秘境駅、小幌。過ぎるとあと10分程度で長万部。その前に普通列車が到着しているので18きっぱーが集結する可能性もある。おしりが痛くなってきたので、最後のローカル線だろうから、3時間たちっぱなしでももういいやという気分。室蘭本線普通は一般道といい勝負なのだが、特急なら圧勝である。また複線区間が終わると思っていた東室蘭以降も数駅にわたり、さらに長万部から洞爺まで40キロの複線区間やその他にも複線区間が点在しているのでさすが特急&貨物列車街道。

長万部散策

駅前に何もない!がソバ屋は定休日、駅前のカニ飯は専用お手洗いまであるのに、平日はやっている気配なし?温泉街は反対側にある。改札出てちょっと散策すると波の音が聞こえるぐらい海が近いので徒歩5分ほどで荒波の長万部海岸へ。北海道新幹線は高架駅で作るらしい。平地でいいやんとおもったけど新幹線といえば高架がお決まりといえばそうだ。最近の新幹線で地平駅って珍しいほうだ(東海道新幹線では豊橋、米原ぐらい?北陸新幹線は多い、軽井沢、佐久平、長野など)。ツルハドラッグのとなりに地元のスーパーラルズマート発見。特に名物はなかったけど、ジンギスカンのたれの取り扱いがあるのはさすが地元。さっき北海道にしかないもので調べた「豆パン」やランチパック的な「ラブラブサンド」があったので思わず後者を購入。しかしご当地メーカーではなく日糧製パンでがっかりするが、その日糧製パンが札幌本社であったという!うちの近くにもあった(所沢日糧製パン工場が本州撤退でヤマザキに変更され、今はヤマザキ関連会社となった)から関東のメーカーとばっかり思ってた!そのほかロバパンなるものもあったぞ。そちらは函館のメーカーで旭川でもトラック目撃。長万部のスーパーはラルズマート。クレジットカードが使えるような記載があったのに自動精算機にはカード投入口がない!しかしこんな地方のスーパーまで自動精算機が普及しているとは驚きだ。待合室は16時15分の乗客が大半だったもようで、39分は18きっぱーというよりは地元の高校生。ただキハ150の一両編成だと、倶知安からは混雑しそうであるな。まぁ始発駅からなのですわれないことはあるまい(さっきの3時間たってもいいという意気込みはどこへやら)。10分前に改札開始のパターンである。二番手で並ぶ。一時間おきに特急、特急2本の合間に普通一本というダイヤ。

函館本線乗り継ぎ

またしてもキハ150だが、走りは軽快なのでいいか。進行方向左側で海が見えると思ったが、結局夜更けて見えず!またしても暖房効いているっぽいのだが、そんなに寒いかね?道民は寒さに強いイメージがあるのだが、長袖や上着来ている人も珍しくはないので寒いのかもしれぬ。こちらとしては半袖でもよかったと思っとる。さすがに短パンは東京のままの服装で来てしまった西欧人ぐらいしか見ないけど。3時間乗る割に駅数は17個しかなくて、駅間平均10分ぐらい?有珠山噴火の際は特急も通ったというが、ロングレール化はされていないので所要時間は伸びてしまうだろう。さてさて長万部からたった2-3駅で両脇が見えないぐらい森の中にきた。札沼線は一応見渡すと道路とか畑とかあったけど、見渡す限り森林ばかりのこっちのほうが秘境っぽい。使ってないホームなんかは、背丈1Mぐらい草が生えてるし、電信柱に何かあったときのメンテナンスもまずは膨大な草刈りから始まるという状況だ。携帯電波もさすがDOCOMOはぎりぎりだけど、AU 4Gはなかなかつかまないのでバッテリー節約のためにオフラインにしておく。3Gのガラケーは大丈夫だけど、4Gになって何年経つんだっけ?Docomoも電波状況で3Gに切り替わるので、今のUQSIMが都市部向けということか。今日モバイルバッテリー置いてきたのは乗車に集中できたという意味ではよくもあり、充電残量を気にして思うように使えないという意味では悪くもある。高校生諸君はどこで降りるのだろうか?黒松内で17人の大量降車あり!この先は乗車もニセコまでなさそう。残った客は10人程度でおそらく最後まで一緒だろうか。昆布という珍しい駅名の手前で今日3度目の寝落ちである。夜行並みだな。ニセコ手前まで原野で、ニセコ駅近辺にくると若干の集落。外国人観光客が乗ってくるかと思いきや乗ってきたのは高校生。まだ立ちが出るほどではない。きっと倶知安まで立ち乗車ないと思われる。次の比羅夫もニセコひらふスキー場で有名だが、駅からは何にも出てないので倶知安までいけとの車内放送。まだ夜は更けていないのでなんとかスキー場を探すのだが、森深くて見えません!そしていい加減に暖房が暑すぎて困る。なんと思っていたら警笛がけたたましく鳴り響き、鹿と衝突。残念ながら鹿は死んでしまったようだ。合掌。エゾシカが原因の運行支障は年間1000件にもなるというから珍しくはないかと思いきや。何回か北海道に来ているという人も初めてな事態だそうな。ちなみに倶知安で停車時間に余裕があったため10分遅延しても7分停車で影響なし。対向列車はだいぶ待ったようだが!倶知安で降車と乗車が若干上回る程度であるが立ちが出るほどではない。この時間からは外も見えなくなるし試練の時である。倶知安まで最高92.7キロ平均57.7キロ。小樽までに若干上がるか?と思ったら下がった。倶知安まで80キロ!小樽まではあと80分でトータル140キロという。またしても小沢・銀山間、鹿発見で急停車。今度はぶつかる手前で止まれたので、警笛ならしておっぱらう。鹿による列車運行支障は相当なもののようだ。急停車した場合は怪我した人がいないかを車掌が確認するという手順があるようだ。倶知安まではたぶん一本もなかった列車交換が然別(しかりべつだが、読めない!)でもあり、3分停車で来たのはキハ201系3両編成で当然がらがらだが、明日上りへの送り込みだろう。そしてキハ150は20M車両でした!見くびってすんません。余市で予想通り小樽都市圏か札幌都市圏化への通勤通学利用が増えて一気に都市圏に戻ってきた気がする。原野区間だと外は真っ暗で何も見えんかったけど、ここからは明かりも増えてきた。塩谷でまたすれ違いだが、今度はローカル線らしくキハ40+150の二両。ワンマン以上の需要はあるようだ。普通列車のみ140キロの長旅終了。なお1年後北海道車ツアーの合間で小樽来た時にH100系を珍しいと写真撮影していたが、2020年3月に山線からキハ40などは撤退してH100系になったとのこと!2019年9月に量産車が出てきて一気に置き換えが進んだな。

札幌へ戻り

さすがに疲れたので当初予定していた小樽観光はパス。帰りを急ぐ。小樽観光は今度(札幌から近いしエアポート快速運転時間帯なら直通だから!)最初は3両編成と思って着席優先。外国人観光客が宴会しているそばだったが、6両編成でUシートが無料開放という放送を聞き移動。窓際は無理だがテーブル付きのUシートをありがたくいただく。やっぱりシートがいいと長旅も楽で最後に昨日乗れなかったリベンジを果たせた。なお小樽からの区間は千歳線に比べると揺れがあるしスピードも各駅ということもありださないようだ。小樽築港駅で車端部一人シートが空いて移動!しかし壁に固定されているテーブルが遠すぎてPC作業には不向きという!朝里までは私鉄並みの停車間隔である。小樽都市圏だからかもしれないけど昨日の快速ぶりを見せてほしい!そしてついにPCが電源切れ赤ランプでさらばの気配。スマホはなんとか持たせたが明日もペース配分に課題だ。手稲からは札幌都市圏に入り乗車が多くなり、あっという間に札幌。降りてホームで電話しようとしたらキハ261系が爆音アイドリング中。降りてもアナウンスがじゃまするがなんとかいっぴんの豚丼弁当注文。20分っていわれたけど実際には15分ぐらいでできてたのでは、油が落ちた豚丼はまたセコマとは違ったウマサ。

没パターン

8/28

当初単に函館から長万部に戻るプラン。 岩見沢経由に変更

工程列車編成備考
札幌6:00→函館9:29スーパー北斗2号 4号車 6Dキハ261最高、平均
函館10:48→長万部12:20スーパー北斗9号キハ261最高、平均
工程列車編成備考
札幌7:49→岩見沢8:14ライラック3号789系最高、平均
岩見沢9:03→苫小牧10:31普通キハ40最高、平均
苫小牧11:32→長万部13:02スーパー北斗10号キハ261最高、平均
長万部13:18→倶知安14:57普通列車キハ150or40最高、平均
倶知安15:18→小樽16:26普通列車キハ150or40最高、平均
小樽17:30→札幌18:02快速エアポート733系最高、平均

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Last-modified: 2023-08-18 (金) 10:48:47