RedHatやFedoraなどでは標準パッケージが準備されている。
# vncserver
するとパスワードを入力する画面になる。
ここに初期状態で起動しておきたいuserとディスプレイナンバーを指定する。
/etc/init.d/vncserver start
デフォルトのままであれば5901ポートで接続できる。また5801ポートではJavaアプレットによる接続が可能。何も設定しないとシンプルなtwmというウィンドウマネージャーである。UNIX系におけるVNCサーバーはXWindowシステムのそのものをVNCプロところに変換しているだけなのでウィンドウマネージャーの選択も自由。なおログアウトをしてしまった場合はVNCServer側で該当セッションを再起動しないと操作不能になる。
# vncserver :1 # vncserver -kill :1
/.vnc/xstartupを編集
# Uncomment the following two lines for normal desktop: # unset SESSION_MANAGER # exec /etc/X11/xinit/xinitrc
コメントアウトされている2行目と3行目のコメントをはずしVNCセッションをいったん停止して再起動した瞬間から反映される。
仮想マシン系でもよくやってはまってしまうのがこの手のはまり。VNCViewerのフルスクリーンを解除するにはF8を押すとメニューが出てくるのでそれでチェックをはずせばよい。
デフォルトのtwmから変更した場合はそのままでは共有ができない。Xのアプリケーションをサーバー側で起動しておく必要がある。Xのターミナルからvncconfigを起動する。