ディストリビューション一覧
日本における2010年の個人利用の主流はCentOSとUbuntu(Debian)だろう。Fedoraはバージョンアップが早いのと不安定なので長く使うには適していない。
昔はTurboLinux6.0から始まってRedHat,Vine,Debian,CentOS,Vine,Ubuntuなどなどを使ってきた。2007年7月よりデスクトップLinuxを本格的に利用し始め脱Windows加速
肥大化一方の他ディストリビューションに比べて、4.1になってもインストールディスク1枚ですむコンパクトさが魅力。そんなに特殊なこと(Oracle商用版インストールとか)をやらないのであればサーバー用途でもクライアント用途でも十分。通算三年以上にわたってVineLinuxの自宅サーバーを安定稼動させている実績あり。本当はVineLinux一本で行きたいのだが、世の中の流れ的には別の主流Linuxも抑えておかなければいけないのがつらいところ。日本語環境が整っているので、一人でも多くの人が使ってくれることを切に願う!
2007年人気赤丸急上昇のLinux。まえまえから存在は知っていたが、きっと難しいものと勝手に思い込んでいた。しかしふたを開けるとVineLinuxよりも使いやすい。インストールディスクも1枚で納まるし、無線LANなどのデスクトップ用途で欠かせない周辺機器のインストールしやすさも魅力。あと基本はDebianベースの上に長い間サポートがあるのでフリーのディストリビューションの中ではかなりお勧め。
RedHatEnterpriseのSRPMを再度パッケージ化したディストリビューション。ほぼRedHatと同じなので開発環境とかRedHatEnterpriseを勉強したいとか(普通に買うと十万以上)の用途には最適。軒並みあったRedHatクローンのなかで一番アップデートのペースが早い上に、長い期間サポートされるので長期利用も安心。レンタルサーバーでもRedHat9の後継に無償のOSとして採用するところも出てきている。情報もかつてないほど多くなってきているのでこれを選ぶのもありだろう。日本語周りはVineLinuxに比べると苦労する。
RedHatの無料バージョンの後継というわけでおそらく日本では一番有名なLinux。書店へ行くとその露出頻度に驚くが、実はほとんど使ったことがない。それはきわめて実用的な理由からで、気軽に試すのであれば1CDLinux(KNOPPIXなど)の方がよいのと安定性を求めるなら常に最先端を追いかけるFedoraでは不安である(ほかのLinuxに比べるとエラー遭遇率は高い)。また半年サイクルでバージョンアップしてしまうので、Web上の情報がすぐ陳腐化してしまうので追いかけづらいという理由もある。とはいえRedHat系の中では一番の利用者数がいる。このFedoraの成果がRedHatEnterpriseLinuxに活かされているのである。
ヨーロッパで有名なディストリビューションらしい。らしいというのは今のところ使ったことがないからなのである。残念ながら日本においてはあまりお目にかかる事が少ないディストリビューションだろう。
用途にもよるがとりあえずLinuxというものに触れてみたいのであれば1CDLinuxで十分だろう。それで気に入ったならHDDにインストールすればいい。仕事でLinuxを使っているのであれば最低限RedHat系のどれかに触れておく必要がある(実はDebian系を使っているところもあるのだが)。個人的にはデスクトップ、サーバー両方の用途につかえるVineLinuxがお勧め。
/etc/redhat-release
/etc/debian_version