UNIX/common/シェルプログラミングの履歴(No.14)

とかく忘れがちなシェルプログラミングの文法などのまとめ

注意事項
引数の処理
繰り返し処理
if文
case文
- コマンドを実行してリターンコードの判定例
関数(サブルーチン、プロシージャ)の定義
応用編(上記の合わせ技)
その他
- ファイルに日付時刻の接尾語をつける。

bashとかは便利だけど常に入っているとは限らない。どこでも使えるshで組むのが基本

注意事項†

スペースの有無でエラーになったりするので注意たとえばif文は

これはOK

if [ $# -ne 2 ]; then

]の前にスペースがなく、これだけでNG

if [ $# -ne 2]; then

↑

引数の処理†

↑

デフォルト値の設定†

設定されていないときにhogeが初期値となる。

$ARG1=${1:-hoge}

↑

引数を取得†

引数は順番に$1,$2,$3・・・・と取得できる

一つ目の引数を表示

echo $1

↑

4番目以降の引数を一気に取得†

VARIABLE_ARGS=${@:4}

↑

コマンド引数チェック†

引数のNULLチェック

# nullだったら実施するパターン
if [ ! $1 ]; then
	echo "PLEASE INPUT ARGUMENTS!"
fi;

2個でなかった場合使用方法を表示して抜けるサンプル

if [ $# -ne 2 ]; then
       echo "利用方法 $0 引数1 引数2"
       exit
fi

↑

変数の長さ†

${#変数名}

↑

繰り返し処理†

↑

繰り返し処理基本†

a b cを一行ずつ表示する

for FILE in a b c
do
 echo ${FILE}
done

↑

繰り返し処理コマンド実行結果†

TARGET_FILES=`ls *`
for FILE in ${TARGET_FILES}
do
 echo ${FILE}
done

複数の決まっているファイルを処理したい場合は"a b c"の様に空白で区切って入れる。

↑

繰り返し処理応用バージョン　ファイルの中身を読み込んで処理†

行の中にタブ空白が含まれない場合

for filename in `cat ファイル名`
do
       echo $filename
done

行の中にタブ空白が含まれる場合はこちら

while read line ; do
 echo ${line}
done < ファイル名

↑

if文†

基本構文

 if [ -f $RESULT ]; then
   echo "TRUE" 
 else
   echo "FALSE"
 fi;

else if はelifになる。

 if [ -f $RESULT ]; then
   echo "TRUE" 
 elif [ 条件 ]; then
   echo "FALSE"
 else
   echo "FALSE"
 fi;

文字列比較

if [ $STR = "比較対象" ]; then

ファイルが存在したらその中身を変数に入れる

if [ -f $RESULT ]; then
PRE_RESULT=`cat $RESULT`
fi;

ファイルが存在しない場合のチェック

if [ ! -f $RESULT ]; then
    PRE_RESULT=`cat $RESULT`
fi;

空変数チェック

if [ -z "${WEBAPPS}" ]; then
  echo "変数が空です"
fi

ディレクトリ存在チェック、なければ処理をしない

if [ ! -d "/var/tmp" ]; then
   echo "/var/tmp does not exist!" 
   return
fi

複数条件

if [ ! -d "/var/tmp" -o ! -d "/var/tmp2" ]; then
   echo "/var/tmp or /var/tmp2 do not exist!" 
   return 1
fi

↑

case文†

キーから文字を読み込んで分岐させる処理、Javaと違ってcaseの内部でbreakは不要。

#!/bin/bash
# read key input from stdin
read key
# do command
case "$key" in
   "1" ) echo "statement1"
         echo "statement2";;
   "2" ) echo "end sign is ;;";;
   *) echo "一致するものがないときはここ"
         break ;;
esac

↑

コマンドを実行してリターンコードの判定例†

lsを実行して失敗したらメッセージを出す例

ls hoge
if [ $? -ne 0 ]; then
   echo "ERROR!!"
   exit
fi;

↑

関数(サブルーチン、プロシージャ)の定義†

# 引数は$1,$2でつかえる。呼び出し前に定義しておく必要がある。
doCheck() {
       echo $1
}
# 呼び出しは関数名と引数をスペース区切りで
doCheck hogehogehoge fugafuga

関数だけ作ったファイルを外だししておくと便利。呼び出すにはsourceを使う

source ./function.sh

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応用編(上記の合わせ技)†

引数チェック、ディレクトリ判定、ファイルループなど。引数3つでコピー元ディレクトリ、コピー先ディレクトリ、コピーファイルリスト。コピー先に存在しないディレクトリは作成し、コピーはコマンドで表示するので安全かと。

#!/bin/sh
SRC_DIR=$1
DST_DIR=$2
LIST=$3
if [ -z "$1" -o  -z "$2" -o -z "$3" ]; then
  echo "コピー元、コピー先、ファイル名の引数のいずれかが空です。"
  exit 1
fi
while read line ; do
 DIR_NAME=`dirname ${line}`
 if [ ! -e "${DST_DIR}${DIR_NAME}" ]; then
   mkdir -p ${DST_DIR}${DIR_NAME}
 fi
 FILE_NAME=`filename ${line}`
 
 echo cp ${SRC_DIR}${line} ${DST_DIR}${line}
done < ${LIST}

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その他†

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ファイルに日付時刻の接尾語をつける。†

SUFFIX=` date '+%Y%m%d%H%M%S'`
echo "TEST" > hoge_${SUFFIX}

フォーマットするなら以下のようにする（ファイル名には不適切かも）

date '+%Y-%m-%d %H:%M:%S'

Counter: 10769, today: 1, yesterday: 2

UNIX/common/シェルプログラミング の履歴(No.14)

注意事項†

引数の処理†

デフォルト値の設定†

引数を取得†

4番目以降の引数を一気に取得†

コマンド引数チェック†

変数の長さ†

繰り返し処理†

繰り返し処理 基本†

繰り返し処理 コマンド実行結果†

繰り返し処理応用バージョン ファイルの中身を読み込んで処理†

if文†

case文†

コマンドを実行してリターンコードの判定例†

関数(サブルーチン、プロシージャ)の定義†

応用編(上記の合わせ技)†

その他†

ファイルに日付時刻の接尾語をつける。†

UNIX/common/シェルプログラミングの履歴(No.14)

繰り返し処理基本†

繰り返し処理コマンド実行結果†

繰り返し処理応用バージョン　ファイルの中身を読み込んで処理†